2024年12月16日
職員研修に寄せて
施設長 本田邦博
私が昨年から大きな課題として取り組んだことは、「職員確保」と「風通しの良い職場づくり」で、まず、「職員確保」については、職員募集担当の職員を配置して大学等への募集案内の強化や就職担当部署への訪問等と新たにマイナビを活用した広報媒体の活用の強化を図ったこと。
また、風通しの良い職場づくり」については、職場からのハラスメントの一掃、挨拶の徹底、中堅職員の育成、手当等の新設など、職場環境の改善です。それらに取り組むことで、離職者の抑制に努めました。
そういった取り組みの中で、離職者を防ぐには、仕事に対するやりがいや働きやすい職場の人間関係、よき相談相手の発掘などがとても大切であることを実感いたしました。
そこで、3年目となる今年から職員研修部会を新たに創設し、職員の育成に力を注ぎ、新規採用職員や中堅職員等の育成に取り組みました。先日実施した中堅職員育成研修では、グループ討議の結果が、「互いの聞く姿勢を育てる」と「相談できる先輩を見つけ、悩みを伝えていく」という取りまとめになりました。まさに、「風通しの良い職場づくり」に大切なことを研修の中で参加者の皆さんが共通認識として感じ取ったことは、今後の支援を行う上でとても喜ばしいことであり、今後の研修の成果に大いに期待するものであります。